2026-08-27

オルカンの中の日本、実は・・・【オルカン超入門③】

オルカンの日本比率は約5%
オルカン #03|日本株

オルカンの
日本株は5%

でも、昔の日本は「世界の40%」だった。

結論からいうと、オルカンには日本株もちゃんと入っています。 ただし、その比率を知ると少し驚きます。

まず、これだけ覚えればOK

約5%
🇯🇵 日本
6割強
🇺🇸 米国
オルカンの中で見ると?
🇯🇵 日本約5%
🇺🇸 米国6割強

日本はオルカンの中で2位。トヨタ、三菱UFJ、三井住友、みずほ、アドバンテスト、東京エレクトロンなど、日本企業も入っています。

でも、ここからが面白い

1989年の日本
約40%

世界の株式時価総額に占める日本の割合

今の「約5%」が、ずっと5%だったわけではありません。 バブル経済の絶頂期だった1989年、日本は世界の株式時価総額のおよそ40%を占めていました。

日本の存在感はどう変わった?
1989年約40%
現在のオルカン約5%
世界の時価総額ランキング
項目1989年2026年
世界1位NTT 🇯🇵NVIDIA 🇺🇸
日本企業
トップ10
7社0社
日本企業
トップ50
32社1社

当時はNTTが世界1位。銀行が世界ランキング上位を占めていた時代でもありました。

※オルカン内の日本約5%と、世界銀行の1989年の日本約40%は、対象範囲が完全に同じ指標ではありません。ただし、どちらも日本の世界株式市場での存在感が大きく縮小したことを示しています。

なぜ日本は小さくなった?

📉

① 日本の長期低迷

バブル崩壊後の「失われた30年」。地価や株式の持ち合いなど、当時の構造が逆回転しました。

💻

② 米国テックの急成長

NVIDIA、Apple、Microsoftなどが、半導体やデータを武器に時価総額を大きく伸ばしました。

ざっくり言えば、価値を生み出す場所が「土地と融資」から「データと技術」へ移っていった、と考えることもできます。

じゃあ、オルカンって何がすごい?

「日本を減らそう」と誰かが決めているわけじゃない。

オルカンの中身は自動的に更新されます。その時々の市場の実力を反映するため、日本の比率が約40%から約5%まで下がったのも、その結果です。

つまり、今どんなに強い国や企業でも、20年後も同じ地位とは限りません。

オルカンを持つということは、「次にどの国が勝つか」を自分で当てにいかなくてもいい、ということでもあります。

よくある質問

Q. 日本比率は、これから増えることもある?

A. あります。日本企業の時価総額が世界の中で相対的に大きくなれば、自動的に上がります。逆に他国が成長すれば下がることもあります。

Q. 「オルカン(除く日本)」もある?

A. はい。eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)という、日本を含まない全世界株式ファンドもあります。違いは日本株を入れているかどうかです。

次回は、米国6割の中身へ。

「オルカンって、本当に世界分散なの?」
次回は、いよいよ米国比率6割の中身を見ていきます。

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