2026-09-05

オルカンの米国比率6割の中身とは?上位銘柄・セクター偏重を徹底解説【オルカン超入門④】

オルカンの中身
オルカンの「6割」の正体
オルカンの中身 #04

「全世界」なのに、
なぜ米国が6割?

分散されている。でも、よく見ると「偏り」もある。

約63%米国比率
2026年6月
約25%上位10銘柄
の合計
POINT 01

米国の「6割」は、ずっと同じじゃない

オルカンの米国比率は、2024年5月の61.6%から、2025年4月は63.1%、2026年6月には約63%へ。ここ1〜2年でじわじわ上昇しています。

昔は米国が3割未満だった時期も。
今の6割は、米国株が伸びてきた結果です。
POINT 02

2,463銘柄あるのに、上位10社で約25%

2026年5月末時点では、上位10銘柄の合計比率が約24.6%。残り約2,450銘柄超で75.4%を占めています。

上位銘柄(2026年5月末時点)
順位企業比率
1位NVIDIA4.9%
2位Apple4.3%
3位Microsoft2.9%

4位以下にはAmazon、Alphabet、Meta、ブロードコムなど。8位にはTSMC。上位10社のうち9社がアメリカ企業です。

POINT 03

国だけじゃない。
「テック」にも偏っている

2026年5月末の業種別構成では、情報技術が30.9%で最大。金融15.2%、資本財10.5%と続きます。

30.9%
情報技術セクターだけで、全体の約3割。

つまり「米国に偏っている」だけでなく、その米国の中でもテクノロジー企業への集中があります。

POINT 04

でも、この偏りは「今だけ」じゃない

かつて世界の頂点にいたGMやコダック。力を失えば比率は下がり、代わりにGAFAMやNVIDIAが入ってきました。

指数は、その時代の「勝者」を映し続ける。
NVIDIAやAppleも、20年後を保証されているわけではありません。
結局ここが大事

「分散」と「集中」は、同時に起きている

2,000銘柄以上に分散している。

でも、上位10銘柄で約25%。情報技術だけで約31%。

どちらも本当。
だからこそ、中身を知って積み立てることに意味があります。
FAQ

よくある質問

Q. 米国・テック偏重は心配しなくていい?

「知っておく」ことと「心配する」ことは別。オルカンは時価総額加重というルールで動くため、今後この偏りが変わる可能性もあります。大切なのは、構造を理解した上で積み立てているかどうかです。

Q. 偏りが気になるなら?

米国以外、日本株、新興国株などを別途組み合わせて比率を調整する方法もあります。ただし、自分で判断する手間とリスクは増えます。

NEXT

シリーズ最終回へ

次回は、オルカンの仕組みを支える「コスト」と、これから10年でどう変わっていく可能性があるのかを考えます。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です