デイトレで30万円失った私が、本当に影響を受けた投資本3冊

デイトレで
30万円失った私が
影響を受けた投資本3冊
投資って、結局なにを読めばいいの?
そんなところから始まった、私の読書記録です。
実際に読んで、私の投資との向き合い方が変わった3冊です。
まず、自分の投資を
疑ってみた。
最初に刺さったのは、森永卓郎さんの 『投資依存症――こうしてあなたはババを引く』 でした。
この本は、投資をアルコールや薬物と同じ「依存症」の一種として扱います。政府が「貯蓄から投資へ」と旗を振るほど、そこにのめり込む人が増えていく、という内容です。
私がやっていたのは、いちにち信用を使った短期売買でした。買った株の値動きが気になって、仕事の合間にも何度もスマホを開く。含み益が出ればすぐに利確し、含み損が出ればナンピンで買い増す。
振り返れば、その一つひとつが「依存」の入り口だったのだと思います。
読みながら、何度も居心地が悪くなりました。この一年の30万円は、まさに「のめり込んだ」結果そのものだったからです。
チャートを見る回数が増えるほど、判断はどんどん短期的になります。数字の上下に一喜一憂して、気づけば「投資」ではなく「値動きの実況中継を見ているだけ」になっていました。
森永さんは本書の刊行後、2025年1月に亡くなっています。闘病の中で書かれた1冊だと知ってから、この警告の重みが少し変わりました。
そもそも私、
お金の基本を知らなかった。
次に、両@リベ大学長さんの 『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』 を読みました。
「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という、お金の基本が1冊にまとまっています。
もし学校で必修科目になるなら、教科書はこれでいいのでは、と思うくらいの網羅性です。
改訂版では新NISAの制度もカバーされています。デイトレで消耗する前に、まず非課税制度の仕組みと「増やす」の章だけでも読んでいたら、と思わずにはいられません。
正直に言うと、これは「最初に読んだ本」ではありません。「最初に読んでおきたかった本」です。
デイトレで損失を出す前に、この基本を知っていれば。そう悔やむ気持ちで読みました。
読む順番を間違えると、勉強代が高くつく。それを、身をもって知ることになりました。
じゃあ、結局どうやって
投資を続ければいいの?
3冊目は、水瀬ケンイチさんの 『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』 です。
正直、読み始めは懐疑的でした。
その疑問に答えをくれたのが、資本主義経済の仕組みについての説明でした。
企業は利益をそのまま貯め込むのではなく、次の利益を生むために再投資します。
「増えたお金で、さらに増やす」という積み重ねが、世界中の企業で同時に起きている。
だからこそ、1社に賭けるのではなく、経済全体に広く薄く乗り続けることに意味がある、という理屈です。
水瀬さんはこの理屈を25年間、リーマンショックで資産が半分になった時期も含めて、淡々と実行し続けました。
もちろん、将来が保証されているわけではありません。
それでも、「なぜ長期で持つべきなのか」を感覚ではなく仕組みとして理解できたことは、大きな収穫でした。
この本の中で、著者自身も25年前は、チャートに張り付く「トイレ・トレーダー」だったと明かしています。
今の私と同じだった人が、その先で資産を築いている。それは、警告よりもずっと実感のこもった説得力がありました。
結局、この3冊は
何が違ったの?
3冊を並べてみると、役割がきれいに分かれていました。
この順番で読みたい。
💬 よくある質問
投資本は何から読めばいい?
まず『お金の大学』で、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うの全体像をつかむのがおすすめです。
チャートが気になって仕方ない人には?
『投資依存症』が、その行動を客観的に見直すきっかけになります。
長期投資に自信がない人には?
『賢者の投資術』がおすすめです。なぜ長期投資を続けるのかを、仕組みから考えるきっかけになります。
3冊全部読む時間がない場合は?
一番の後悔は『お金の大学』を最後に読んだことなので、時間がなければこの1冊だけでも先に読むことをおすすめします。
この記事を書いている今も、正直、チャートを開きたくなる瞬間はあります。
それでも30万円は、安くはない授業料でした。
この3冊分の理解を身をもって得られたと思えば、とまだ半分は自分に言い聞かせているところです。












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