【株価暴落】やってはいけない5つのこと|看護師投資家が暴落で学んだ生き残るルール

2026.06.09 Mon.
暴落時の行動指針
株価暴落でやってはいけないこと
看護師投資家が何度も転んで気づいた、
5つのルール
週明けの寄り付きが怖い。
スマホを開くのも嫌になる朝というのが、あります。
私もそういう朝を、何度も経験してきました。
そして毎回、「焦って動いた」ことを後悔する。
今日は、暴落時に絶対やってはいけないことと、
本当にやるべきことを、正直に書きます。
今回の暴落:何が起きたか
米国時間6月5日(金)、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が1日で約10%超の急落を記録しました。 引き金はブロードコムのAIチップ事業見通しが市場の期待に届かなかったこと。 エヌビディア・マイクロン・AMDが全面安となり、セクター全体が売られました。 また堅調な米雇用統計を受けてFRBの高金利長期化懸念が重なり、投資家心理を急速に冷やしました。
SOX指数 変化率
−10%
超 1日で
消失した時価総額
208兆
円(約1.3兆ドル)
日経平均先物(夜間)
−2850
円 週明け売り先行へ
「おはぎゃー」の朝、あなたは何をしますか
投資家の間でよく使われる言葉があります。「おはぎゃー」というやつです。
月曜の朝、証券アプリを開いて、真っ赤な画面を見た瞬間に出る声。
今週の週明け、まさにその状況です。
SOXが1日で10%を超える急落。日経先物は夜間取引で2850円安。
画面の前で思考が止まる。心臓がちょっとだけ、いや結構、痛い。
私はこの感覚を知っています。何度も経験してきたから。
看護師として夜勤をしながら、片手間で投資を始めた頃の私は、
暴落のたびに感情のままに動いて、後悔を繰り返しました。
今日は、そこから学んだことを全部書きます。
看護師コラム
病棟でも「急変」が起きると、新人はパニックになります。 でも経験を積んだナースは、まず「バイタルを測る」。 感情より先に、事実を確認する。 相場の急変も、まったく同じなんです。 大事なのは、何かをすることじゃなくて、まず「現状を正確に把握すること」。
暴落時にやってはいけない、5つの行動
これは「正解」の話ではありません。
私が実際にやって失敗したこと、後悔したこと。それをそのまま書きます。
-
01
NG行動
「とりあえず全部売る」
損失が現実になるのが怖くて、「全部売れば終わりにできる」という心理に陥ります。 でも暴落の初動で売ると、最も安い場面を踏むことになります。 2020年3月のコロナショックのとき、私は恐怖で売りました。 その翌月から相場は急回復。あのときの損切りは、今も苦い記憶です。 「売る」は行動した気になれる。でも逃げているだけのことが多い。
-
02
NG行動
SNSで情報を漁り続ける
Xを開くと、「さらに下がる」という悲観論と、「ここが買い場」という楽観論が混在しています。 10分もスクロールすると、自分の判断軸がぐにゃりと歪む。 暴落時のSNSは感情の増幅装置です。 相場が動いているときほど、SNSの情報は雑音になります。 一次情報(決算資料、指数チャート)だけを見て、あとは閉じる。
-
03
NG行動
「今なら安い」と追加購入を急ぐ
暴落中に「もっと下がるかもしれない」という恐怖があるのに、 「安く買いたい」という欲が勝ってしまう。 この二つの感情が頭の中でぶつかると、判断がおかしくなります。 下落途中での追加購入は「落ちてくるナイフをつかむ」と言われます。 どこが底かは、下げ止まってから初めてわかります。
-
04
NG行動
含み損の計算を繰り返す
「今の損失は○○万円」と何度も計算するのは、傷口を自分でひっかき続けるようなものです。 数字は変わらないのに、見るたびに気持ちは沈む。 含み損はまだ「確定した損失」ではありません。 計算する時間があるなら、コーヒーを飲んで、別のことを考える方が正解です。
-
05
NG行動
「今回は違う」と自分に言い聞かせる
暴落のたびに「今回は本当の崩壊だ」と感じる。でも過去を振り返ると、 コロナショック・リーマン・東日本大震災後……どの暴落も、相場はやがて回復してきました。 もちろん個別銘柄が戻らないこともある。でも指数レベルでは、時間が解決することが多い。 「今回だけは特別」という思考が、最も危険なパニック売りを生みます。
「暴落時に何もしないことは、
何かをしているように見えないだけで、
立派な判断のひとつです。」
— 看護師の投資日記より
では、何をすべきか
NGを並べるだけでは不親切なので、私が実際に「暴落時にやること」も書いておきます。 全部で4つ。どれも地味です。でも地味なことが、一番続く。
ACTION 01
「なぜ下がったか」を確認する
感情ではなく事実の確認から入る。 今回はブロードコムの見通し悪化+雇用統計過熱による金利懸念。 原因がわかると、「一時的か、構造的か」の判断ができます。
ACTION 02
自分のポートフォリオを確認する
どの銘柄が何%下げているか。 半導体集中型か、分散しているか。 感情ではなく数字を見て、今の自分のリスク量を把握します。
ACTION 03
生活費に影響がないか確認する
投資は「余裕資金」でやるのが原則。 生活費や緊急予備資金が確保されているなら、 焦る必要はありません。まず、そこを確認する。
ACTION 04
何もしないで、寝る
夜勤明けで判断力が落ちているとき、 私はあえて「今日は何もしない」と決めます。 疲れた状態の判断は、ほぼ後悔します。
看護師コラム
ICUで働いていると「動かないこと」が処置になる場面があります。 無闇に刺激を与えることで、患者さんの状態が悪化することがある。 相場も同じで、「じっとすること」が最善の選択であることがある。 この感覚、投資を始めてから少しずつわかってきました。
暴落の朝、確認したい5つのこと
- 暴落の原因(一時的 or 構造的)を一次情報で確認したか?
- 生活費・緊急予備資金は手つかずで残っているか?
- 今の損失は「確定損」ではなく「含み損」だと理解しているか?
- SNSを閉じて、自分の判断軸だけで考えられているか?
- 今の自分の感情状態(睡眠・疲れ)は判断に適しているか?
SUMMARY
暴落は、試練じゃなくて「テスト」です。
準備してきたルールが、機能するかどうかの。
- 「とりあえず売る」は、判断ではなく逃げである
- SNSは感情の増幅装置。暴落時ほど距離を置く
- 含み損の繰り返し計算は、精神的な自傷行為
- 何もしないことも、立派な投資判断のひとつ
- 原因を確認してから動く。バイタルを測ってから処置する
最後に、正直に言うと
私も今朝、ちょっとだけ怖かったです。
先物の数字を見て「あ、今日はやばいな」と思いながら、コーヒーを淹れました。
でも、それでいいと思っています。
怖いと感じることは、リスクを正しく認識している証拠。
大事なのは、怖さに流されないことです。
暴落は必ず終わります。
相場はいつも、誰かの不安を吸収しながら動いています。
その不安の中で冷静でいられる人間が、長期的に生き残っていく。
今日の私の結論:ポートフォリオは見ない。仕事に行く。
それが、今日の私にできる最善の投資行動です。











コメントを残す